ホーム > 

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 139

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 139

耳鼻咽喉科における抗ウイルス薬・ステロイドの効果的処方 <増大号>

氷見徹夫/編

978-4-88117-828-7 C3047

2012年4月

en0139

定価5,184円(税込み)

ステロイドと抗ウイルス薬という2つの薬剤より、適応となる耳鼻咽喉科疾患を逆に系統的に整理し、これらの効果的処方に役立つ1冊 !!

目次

ステロイドの基礎 平澤 典保
ステロイドは極めて強い抗炎症,抗アレルギー作用を発現するが,重篤な副作用を発現することもある.本稿では作用機構,耐性機構,併用薬の効果等について概説した.
抗ヘルペスウイルス薬の基礎 錫谷 達夫
8種の抗ヘルペスウイルス薬が保険適応となっている.対象となるウイルスや耐性ウイルスの問題を理解するうえで必要となる作用機序を概説した.
実地臨床におけるステロイドの使い分け・副作用・相互作用
田中 廣壽ほか
ステロイドの適応を見極め,その特長,効き方,使い方,副作用とその対策についての最低限の知識をもち,その必要性,危険性を患者にも十分に理解してもらう.
突発性難聴に対する治療薬のエビデンスとステロイド 小川  郁
突発性難聴に対する治療薬のエビデンスを整理し,主にステロイドの全身療法および鼓室内局所投与療法についての報告例を検討した.
先天性サイトメガロウイルス感染症と抗ウイルス薬治療の最近の動向 平川 賢史ほか
出生1,000人に1人に,先天性サイトメガロウイルス感染症で感音性難聴などの後障害をきたす場合がある.ガンシクロビル静注によって後障害の発症や進行を防ぎうる.
めまい治療におけるステロイドと抗ウイルス薬の位置づけ 武田 憲昭ほか
前庭神経炎のめまいにステロイドが有効であるが,抗ウイルス薬は効果がない.メニエール病の難聴に対して,経験的にステロイドが投与されるが,めまいにはステロイドの鼓室内投与が有効である.抗ウイルス薬の効果はない.
好酸球性中耳炎の診断と治療―特に局所ステロイドの使い方― 吉田 尚弘ほか
好酸球性中耳炎の治療には,臨床像に合わせたステロイドの局所,全身投与,感染に対する抗菌薬投与が必要である.特に局所ステロイドの使用方法について述べる.
ベル麻痺,ハント症候群に対する効果的な抗ウイルス薬とステロイドの投与方法 村上 信五
ベル麻痺,ハント症候群における薬物治療の主体はステロイドと抗ウイルス薬である.しかし,症例により重症度が異なるため,顔面表情の動きで重症度を診断し,麻痺の重症度に応じた治療を早期に開始することが重要である.
アレルギー性鼻炎における鼻噴霧用ステロイド薬の効果的使用法 山本陛三朗ほか
診療ガイドラインをふまえ,アレルギー性鼻炎に対する鼻噴霧用ステロイド薬の位置づけ,効果的使用法などについて解説する.
ステロイド軟膏の使い方 赤坂 俊英
ステロイド軟膏は病変の部位と皮疹の状態,難治度,患者年齢,季節を考慮してステロイドの強度,軟膏基剤および外用方法を使い分ける.
好酸球性副鼻腔炎とアスピリン喘息の治療とステロイドの位置づけ 藤枝 重治ほか
好酸球性副鼻腔炎は,鼻内に鼻茸を有し,嗅裂・篩骨洞主体の病変で,鼻粘膜や末梢血中で好酸球増加を伴う難治性副鼻腔炎である.経口ステロイドが唯一効果的な治療法である.
嗅覚障害の診断と治療におけるステロイドの使用法 三輪 高喜
嗅覚障害に対するステロイドの効果は抗炎症作用である.ステロイドの使用方法,治療効果ならびに副作用について解説した.
抗インフルエンザウイルス薬のトピックス―効果的使用法と新薬の動向・今後の展望― 渡辺  彰
A型インフルエンザは新型が反復出現するが,他の型を含めて発症後48時間以内の早期投与が有効である.オセルタミビル耐性ウイルスは殆ど分離されなくなった.
口腔咽頭領域のヘルペスウイルス感染症の効果的抗ウイルス薬の使い方 余田 敬子
HSVによる歯肉口内炎,扁桃炎・咽頭炎,口唇ヘルペス,VZVによる口腔咽頭の帯状疱疹は臨床所見から診断は可能で,早期からの抗ウイルス薬投与が効果的である.
ステロイド適応となる口腔・咽頭疾患とその使い方 高野 賢一ほか
口腔咽頭領域で使用されるステロイドは,各製剤の特性を生かした投与と鑑別診断が重要であり,主な疾患に対するステロイドの選択および使用法について概説する.
喉頭疾患に対するステロイドの適応と効果的使用法 兵頭 政光ほか
喉頭疾患に対するステロイド投与は,発声障害や気道狭窄の改善あるいは予防に効果がある.投与経路としては全身投与に加えて局所投与を病態に応じて用いる.
耳介軟骨膜炎等の診断と治療におけるステロイドの使い方 大堀純一郎ほか
耳介軟骨膜炎は,細菌感染のコントロールと耳介変形の予防が重要である.再発性多発性軟骨膜炎を常に鑑別に入れて治療を行うべきである.
多発血管炎性肉芽腫症(ウェゲナー肉芽腫症)および関連疾患の診断と治療 岸部  幹ほか
ANCA関連血管炎の中で,耳鼻咽喉科領域をおかす疾患として最も多いのは多発血管炎性肉芽腫症である.本疾患は,プレドニゾロンとシクロフォスファミドの併用療法が有効である.
シェーグレン症候群とミクリッツ病の病態・診断と治療 高橋 裕樹ほか
涙腺と唾液腺を侵す慢性炎症性疾患としてSjögren症候群とMikulicz病がある.自己免疫疾患であるSjögren症候群に対し,Mikulicz病はIgG4関連疾患のひとつであり,両者の病態や臨床的特徴の相違について詳述する.
特殊な頸部炎症性疾患に対するステロイドの使い方 吉原 俊雄
特殊な頸部炎症性疾患のうち亜急性甲状腺炎,亜急性壊死性リンパ節炎,木村病,サルコイドーシスについてそれぞれの概念,検査と診断,ステロイド治療について解説した.

関連書籍

耳鼻咽喉科診療 私のミニマム・エッセンシャル 耳鼻咽喉科診療 私のミニマム・エッセンシャル本庄  巖
市川銀一郎/編
ISBN:978-4-88117-057-1 C3047
定価:7,560円(税込み)

すぐに役立つ外来耳鼻咽喉科疾患診療のコツ すぐに役立つ外来耳鼻咽喉科疾患診療のコツ

肥塚 泉/編
ISBN:978-4-88117-044-1 C3047
定価:10,800円(税込み)

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 131 耳鼻咽喉科領域のウイルス・細菌・真菌感染症治療戦略<増刊号>洲崎春海/編
ISBN:978-4-88117-820-1 C3047
定価:5,832円(税込み)

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 100 耳鼻咽喉科外来 薬の選び方・使い方・投与期間<増刊号>夜陣紘治/編
ISBN:978-4-88117-448-7 C3047
定価:5,832円(税込み)

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 92 耳鼻咽喉科で使用する外用薬の上手な使い方<増刊号>鈴木賢二/編
ISBN:978-4-88117-440-1 C3047
定価:5,724円(税込み)

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 113 耳鼻咽喉科外来診療-私の工夫-<増刊号>髙橋晴雄/編
ISBN:978-4-88117-802-7 C3047
定価:5,832円(税込み)

ページトップへ