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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 24/9

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 24/9

リウマチ生物学的製剤の効果的な使い方

竹内 勤/編

2011年8月

or2409

定価2,420円(税込み)

目次

生物学的製剤の用量と有効性,安全性 亀田 秀人
生物学的製剤の適量は個々の患者で異なり,用量の増加に伴って効果不十分例が有効例に変わることはしばしばみられるが,当該患者における増量によるリスクの増加は効果の増大に比較して小さいと考えられる.
低分子抗リウマチ薬併用の有用性 岩橋 充啓
生物学的製剤の有効性を最大限に引き出し,寛解を目指すためには低分子抗リウマチ薬の必要性を理解することが不可欠である.
インフリキシマブによる臨床的寛解導入と中止の維持 齋藤 和義ほか
インフリキシマブを導入することで,3~5割の寛解導入が可能であり,さらにはインフリキシマブ中止(バイオフリー寛解),MTX中止(ドラッグフリー寛解)して寛解を維持することも現実的な目標となってきた.
臨床現場におけるトシリズマブの適応と留意点 天野 宏一
(1) トシリズマブはMTXに効果不十分なRAに対し,他の生物学的製剤と同様に追加併用の適応がある.(2) トシリズマブは抗TNF製剤が無効のRAに対しても有効性が期待できる.(3) トシリズマブはMTXが使用できない症例に対し,単剤でも有効性が期待できる.(4) トシリズマブの投与中,血清コレステロール値の上昇,白血球減少,肝機能障害が高頻度に見られるが,通常は軽度で,継続投与は可能である.(5) トシリズマブの安全性では感染症に注意することが第一であり,活動性(治療を要する)感染症の合併時は投与を中止または延期するべきである.
生物学的製剤によるX線画像的寛解の要点 金子 祐子
生物学的製剤は画像的寛解が可能であり,疾患活動性にかかわらず関節破壊抑制効果がある.臨床的寛解と関節破壊は乖離することもあり,単純X線検査の利点欠点を熟知し注意深い解釈が大切である.
高感度画像的寛解の必要性 池田  啓
高感度画像診断は関節リウマチの臨床的評価を補完し,効率良く構造的寛解を達成するための重要な手段である.
下肢荷重関節に対する生物学的製剤の有用性 松下  功ほか
下肢荷重関節を小関節と同じ土俵で論じることはできない.股関節・膝関節を温存するためにはLarsen grade IIまでに生物学的製剤治療を開始し,疾患活動性を厳密にcontrolする必要がある.
QOLや生命予後を考慮した生物学的製剤治療 杉本 和則ほか
必要十分な疾患コントロールを行うためには疾患活動性評価が重要である.予後を悪化させないためにも必要な症例には早期の生物学的製剤の導入が必要である.
肺合併症を考慮した生物学的製剤の選択と使用法 南木 敏宏
関節リウマチに対して生物学的製剤の投与により,肺感染症,ニューモシスチス肺炎,結核,非定型抗酸菌感染の発症頻度が増える.生物学的製剤は既存の肺合併症を含めた感染症の危険因子を考慮して用いるべきである.
高齢者に対する生物学的製剤の使用 日高 利彦
感染症リスクの上昇を勘案し,患者の状態を注意深く評価・観察すれば,高疾患活動性が持続する高齢者RAに対して若年者同様のMTXと生物学的製剤を中心とする治療戦略で効果が望める.

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