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PEPARS(ペパーズ) 55

PEPARS(ペパーズ) 55

Craniosynostosis・先天性頭蓋顔面骨異常の治療

小室裕造/編

978-4-88117-504-0 C3047

2011年7月

pe0055

定価3,300円(税込み)

目次

1.非症候群性頭蓋縫合早期癒合症
 舟状頭
小室 裕造
舟状頭は矢状縫合の早期癒合によって生じる頭蓋変形であり頭蓋縫合早期癒合症のなかでは最も頻度が高い.確定診断には3DCTが有用である.1歳以下に頭蓋の前後径を短縮する全頭蓋形成術を行うのが望ましい.
 Brachycephaly短頭症 Oxycephaly小頭症 菅原 康志
両側冠状縫合の早期癒合による短頭における治療は,手術時年齢によって開溝術,cranioplasty,骨延長法が適応となる.長期経過は比較的良好な場合が多い.
 斜 頭 三川 信之ほか
斜頭症(frontal plagiocephaly)は片側の冠状縫合の早期癒合により生じ,左右非対称のゆがんだ頭蓋形態を呈する.変形は頭蓋に限局せず,顔面上1/3にまで及ぶが,頭蓋内圧亢進をみる症例は少ない.治療は前頭骨と眼窩外側縁の変形修正による整容的改善が中心となり,いかに前額部,眼窩の形態を左右対称に整えるかが,最大のポイントである.
 三角頭蓋の治療 久徳 茂雄ほか
典型的変形を有する,いわゆる三角頭蓋に対する診断と外科治療について詳解するとともに,発達障害を伴う軽症例についての現時点での治療の現状について述べる.
2.症候群性頭蓋縫合早期癒合症
 Crouzon症候群の治療最前線 渡辺 頼勝ほか
Crouzon症候群の臨床症状とそれらに対する治療方針・手術方法,特にLe FortIII型・Le FortIV型骨延長術について最新のCraniofacial surgeryの知見を交えて解説する.
 Apert症候群 宮脇 剛司
Apert症候群は尖頭合指症タイプIの稀な先天異常で,特異な顔貌と手足の高度の骨性合指により診断される.本症の頭蓋顔面領域の病態と治療について述べる.
 Pfeiffer症候群,Saethre-Chotzen症候群,クローバーリーフ頭蓋 藤本 卓也ほか
Pfeiffer症候群,Saethre-Chotzen症候群,クローバーリーフ頭蓋は比較的稀な疾患である.それら症候群の特徴および治療,そして問題点について述べる.
3.その他
 Treacher-Collins症候群 林 利彦ほか
Treacher-Collins症候群の患者を治療する時のポイントを (1)頬骨再建,(2)小顎症の治療と咬合,(3)下眼瞼再建,(4)耳介再建,口蓋形成の4項目にしぼり,それぞれの内容について解説する.
 Hemifacial Microsomiaの顎骨治療 緒方 寿夫ほか
Hemifacial Microsomiaの顎骨治療を1)成人上下顎骨切り術,2)成人仮骨延長治療,3)小児下顎枝伸長法,4)小児上下顎仮骨延長治療,に分けて概説した.

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