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PEPARS(ペパーズ) 18

PEPARS(ペパーズ) 18

顔面骨骨折治療のコツとpitfall

平野明喜/編

978-4-88117-467-8 C3047

2007年11月

pe0018

定価3,300円(税込み)

目次

読み落としやすい顔面骨骨折の画像診断 尾崎  峰ほか
近年,三次元CTが出現し,その画像精度の進歩により,従来の画像診断法が変わりつつある.最近の三次元CTについて概説し,また各骨折形態に応じた画像診断法について述べる.
鼻骨骨折 酒井 成身
浮腫により診断しにくいので,必ずX-P,CTなど検査が必要である.鉗子による徒手整復では鉗子がすべりやすいので十分注意して行う.
鼻篩骨骨折治療の要点と注意点 矢野 浩規ほか
鼻篩骨骨折の多くは陥没型で初期は腫脹のため特異な症状が少ないが,短鼻・流涙・内眼角変形など陳旧化すると治療が難しく初期の適切な手術適応判断が重要である.
頬骨骨折治療のコツとpitfall 井砂  司ほか
頬骨骨折治療における陥りやすい過ちについて,皮膚切開,整復固定,術後経過の3項目に分けて述べ,その要因や治療上のコツについても述べた.
上顎骨骨折 江口 智明ほか
上顎骨は三次元的に複雑な形態であり,診断・治療に際しては,骨片の転位や咬合についての慎重な評価が重要である.
下顎骨骨折の診断と治療 楠本 健司
下顎骨骨折の治療は,正しい診断と適切な術前管理,整復,Champy lineとAO/ASIF conceptに準じた固定,術後管理により咬合と顔面形態を修復する.
下顎骨関節突起骨折 川上 重彦
下顎骨関節突骨折に対する手術療法,保存療法の問題点と,変形治癒を防止する留意点を理解する.また,変形治癒に対する治療法の原則を理解する.
眼窩骨折治療のコツ―陥りやすい過ちとその対策― 橋川 和信ほか
眼窩壁ブローアウト骨折の診療において陥りやすい過ちとその対策について述べる.望ましくない治療結果を回避するには,症状の経過とCT画像を詳細に検討すること,骨折の部位と様態を正確に把握することが重要である.
前頭骨・前頭洞骨折 田中 嘉雄
前頭洞を含む正中型骨折では,安易な洞閉鎖を行わず,可能であれば洞の温存をはかる.洞が温存できない場合は,洞の剔出(頭蓋腔化)を行う.この方針で,感染,瘻孔などの合併症は現在までの症例で経験していない.
多発顔面骨折治療のpitfall 石田 有宏
多発顔面骨折整復のキーポイントは頬骨上顎複合体の正確な整復固定である.頬骨上顎複合体の基準点は5点存在し,粉砕が高度であるほど多くの基準点を求める必要がある.

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