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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 82

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 82

小児のアレルギー性鼻炎

間島雄一/編

978-4-88117-430-2 C3047

2007年11月

en0082

定価2,592円(税込み)

目次

小児アレルギー性鼻炎の疫学と特殊性 湯田 厚司
小児アレルギー性鼻炎は低年齢化・重症化している.小児スギ花粉症も急増している.急性副鼻腔炎や滲出性中耳炎の上気道疾患の合併も考えての治療アプローチが必要である.
小児アレルギー性鼻炎の診断のコツ 太田 伸男
小児アレルギー性鼻炎の症状は成人と大きく異なり,多彩であることを念頭におき問診を進め,的確に診断することが重要である.
小児のスギ花粉症 増田佐和子
スギ感作は幼児期に成立することも少なくない.小児花粉症の特徴と診断のポイント,乳児期からの抗原対策,治療における本人・保護者・医療側の協力の必要性について解説する.
小児アレルギー性鼻炎の抗原除去・回避とその実際 榎本 雅夫ほか
小児通年性アレルギー性鼻炎の治療で重要な室内塵中のチリダニの除去・回避について,環境内家庭チリダニ汚染度の現状やその効果的な除去法についての最新情報を記述した.
経口薬物療法 後藤  穣
最近,非鎮静性の小児用第2世代抗ヒスタミン薬が上市され,薬物療法の意義が拡大した.早期介入により他のアレルギー疾患の合併が少なくなる可能性が期待されている.
小児のアレルギー性鼻炎の局所療法 工藤 典代
小児に対し通常行われる局所療法は鼻処置,ネブライザー療法,鼻内噴霧用薬剤の使用,温熱療法などであり,効果がない場合には下鼻甲介手術なども施行し効果をあげている.
小児アレルギー性鼻炎の免疫療法 大橋 淑宏
免疫療法はアレルギー性鼻炎を根治し,花粉に対する感作や花粉症の発症を予防しうる.したがって,小児に対する免疫療法は成人におけるよりもさらに意義は大きい.
小児における気管支喘息とアレルギー性鼻炎との関わり 藤澤 隆夫
小児におけるアレルギー性鼻炎と気管支喘息の臨床的関連を概説する.低年齢児でしばしば困難である診断のポイントについてもふれたい.
上気道感染と小児アレルギー性鼻炎 堀口 茂俊ほか
アレルギー性鼻炎は典型的I型アレルギーであり,その病態は,特異的IgEが肥満細胞に固着するまでの感作相と,肥満細胞上のIgEが再びやってきたアレルゲンと架橋することによって始まる一連の炎症反応とそれに伴う症状発現がみられる実効相とに分けられる.
本稿ではこの2つの相である「感作相」および「実効相」に関わる上気道感染について述べる.
生活指導の要点 小澤  仁
生活指導のポイントは,原因アレルゲンの検索と患児の生活環境や生活習慣の調査を実施して,患児一人ひとりの個人差を的確に認識して指導することである.

関連書籍

小児の睡眠呼吸障害マニュアル 宮崎総一郎・千葉伸太郎・中田誠一/編
ISBN:978-4-88117-064-9 C3047
定価:7,560円(税込み)

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