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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 67

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 67

耳鼻科・頭頸部外科領域における皮弁の実際―要点とコツ―

岸本誠司/編

978-4-88117-415-9 C3047

2006年9月

en0067

定価2,571円(税込み)

目次

皮弁・総論 岸本 誠司
遊離植皮,有茎皮弁,有茎筋皮弁,遊離弁など各種皮弁を適切に選択するために,それぞれの皮弁の基本的な特徴についてまとめた.
局所皮弁 浅井 昌大
局所皮弁は欠損部の近くで作成するため侵襲が小さく,手術時間も短く,有用性が高いが,大きさや移動の範囲など制限も多いため,適応を知って用いる必要がある.
DP皮弁
加藤 孝邦ほか
DP皮弁は頭頸部領域再建のfirst choiceとして用いられることはなくなったが,有用な皮弁であり,その特徴を知っていれば応用範囲が広がる皮弁である.
大胸筋皮弁・広背筋皮弁 中溝 宗永ほか
大胸筋皮弁では,血行障害が少ない皮島をデザインし,主軸血管の走行にも注意する.広背筋皮弁では,胸背動静脈の解剖に精通することが皮弁挙上のコツであり,どちらも血管茎のゆとり,頸部への到達経路に注意を払うことが重要である.
前腕皮弁―温故知新― 西村 俊郎
前腕皮弁は歴史の長い皮弁であるが,橈骨動脈採取の安全性が心臓血管外科から報告され新しい展開をみせている.
前外側大腿皮弁 櫻庭  実ほか
再建外科医にとって多種類の皮弁を使い分けることができる事は有効な武器となる.頭頸部再建においてぜひ習得しておきたい前外側大腿皮弁の挙上と適応のポイントについて詳述した.
遊離腹直筋皮弁 中平 光彦
腹直筋の解剖学的特長に基づく皮弁採取の注意点について述べた.
遊離骨付き皮弁 今手 祐二
局所の解剖,特に血管や神経,筋肉の走行を良く理解した上で,骨皮弁を採取する.吻合血管のねじれや周囲からの圧迫がないよう注意を払う.循環不全時には迅速な処置が必要である.
顔面・鼻副鼻腔の再建 飯田 秀夫ほか
鼻・副鼻腔は顔面の中央に位置するため,腫瘍切除により様々な機能的・整容的障害を残す.上顎全摘を中心とし,チタンメッシュ・顎義歯などを併用した軟・硬組織移植による再建法につき述べる.
口腔・中咽頭の再建 木股 敬裕ほか
術後の摂食会話機能に強く影響を及ぼす口腔・中咽頭癌切除後の適切な再建手技について,術後機能の観点から簡潔に述べる.
喉頭・下咽頭の再建―音声機能・嚥下機能を温存した再建材料の選択・再建の工夫― 川端 一嘉
下咽頭喉頭機能温存手術において,良好な嚥下機能を維持するための再建のポイントをしめした。

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