肩関節周囲炎・腱板断裂・反復性肩関節脱臼の視診・触診のコツ |
真志取浩貴ほか |
肩関節の基本的な診察をふまえ,肩関節周囲炎・腱板断裂・反復性肩関節脱臼に対する視診・触診について述べた. |
肩関節の視診・触診―肩スポーツ障害の診察法 |
菅谷 啓之 |
肩のスポーツ障害の治療は基本的に保存療法で,機能訓練が奏効する症例が圧倒的に多く手術に至る症例は少ない.すなわち,本症の治療では機能診断が極めて重要となる. |
肘関節の視診・触診 |
新井 猛ほか |
肘関節の診察では外傷や疾患の診断に解剖を把握してくことが診断の助けになる.また,外傷などでは疼痛が高度のため触診が困難なことも少なくないので,視診や単純X線撮影が診断の決め手になる. |
手関節外傷の視診・触診 |
矢崎 尚哉ほか |
手関節の視診・触診には手関節の解剖の正確な理解が重要である. |
手関節,手の視診・触診のコツ |
有野 浩司 |
手関節,手の視診・触診では腫脹・疼痛の部位を中心によく触れて,解剖学的部位を正確に把握する. |
股関節の診療 |
瀧川 悟史ほか |
日常診療における成人の股関節疾患の診察の基本的診察手順である問診・視診・触診,各種計測,画像診断,その他検査,また代表的股関節疾患の要点につき述べた. |
小児股関節の診療 視診・触診のコツ |
北野 利夫 |
人生のなかで急速な成長をとげる時期に,一瞬の診断の遅れが,患児の長い人生に運動機能障害を残す可能性がある.成長期の特徴的な疾患と診断法を理解して,早期診断の手技を身につける必要がある. |
膝関節の視診・触診 |
三浦 裕正 |
おざなりな診察で済ませ,あとは画像所見に依存するという安易な態度は厳に慎み,詳細な問診に基づいて該当する疾患を念頭に置きながら入念に診察することが重要である. |
膝関節の視診・触診 |
松末 吉隆 |
膝関節の診察では,歩容,屈伸などの動的観察およびアライメント,拘縮,腫脹,圧痛点について左右差の比較が重要である.特に膝蓋大腿関節障害では大腿四頭筋収縮による動的観察が不可欠である. |
足部と足関節の視診・触診 |
高倉 義典 |
足部・足関節の診察に際しては種々の異常所見を健側と比較する視診と,筋肉や皮下組織が少ないために種々の器官を容易に触知できるので圧痛点などの触診が大切になる. |