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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 19/13

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 19/13

手の外科画像診断マニュアル

加藤博之/編

2006年12月

or1913

定価2,305円(税込み)

目次

手の外科における単純X線写真―肢位と読影 坪川 直人ほか
手指,手根骨,手関節障害では正しい肢位で撮られた単純X線で診断を行う.特殊撮影,正常側との比較により正確な診断を行う.単純X線には限界がありCT,MRIなどの補助診断が必要である.
手根不安定症の画像診断 岩崎 倫政ほか
手根不安定症の診断には,単純X線検査を中心とする画像検査は有用な情報を提供する.
3次元動態MRIによる手関節運動の解析 森友 寿夫
近年3次元動画を使った新しい画像解析によって手根中央関節の動き方が解明された.基本的な手関節運動として注目されているダーツスロー運動についても解説する.
手の外科における超音波検査の有用性 中島 浩志ほか
上肢の腱,神経,血管,関節,筋肉の炎症と損傷の診断,および腫瘍,異物の診断に超音波が有用である.多岐にわたる利用法の中から,代表的な超音波画像を掲載した.
手関節痛の診断における手関節造影の実際と有用性 中尾 悦宏ほか
手関節障害の病態を評価する検査法のひとつである手関節造影について,適応,手技,読影について症例を提示して概説した.関節面軟骨,三角線維軟骨,骨間靱帯,関節内瘢痕,滑膜炎などの評価が可能である.
手・手関節痛診断における骨シンチグラムの有用性 富田 善雅ほか
手の外科領域で骨シンチグラムを診断や治療法の評価などに用いることは決して多くはない.しかし,優れた局在診断能力は,手根骨の不顕性骨折をはじめ手根骨間靱帯・軟骨損傷や腱鞘炎など診断が困難な症例の診断治療に有用な検査法である.
舟状骨骨折・偽関節のCT診断 阿達 啓介
舟状骨骨折の診断,治療を行ううえで正確な画像診断が重要である.我々の考案したCT長軸断撮影法(Δ hand CT)は再現性が高く骨折,転位の有無,骨癒合の判定に有用であった.
手関節三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷における画像診断 中村 俊康
TFCC損傷診断に必要な解剖学的知識,関節造影,MRIにおける読影のポイントについて詳述した.関節造影,MRIそれぞれに利点,欠点があるので総合的に診断を進めていくことが重要である.
MRIマイクロスコピーコイルによるTFCC損傷診断 田中 利和ほか
マイクロスコピーコイルを使用することで,従来のサーフェイスコイルに比較して小さなFOVでしかも1~2mmという薄いスライスでより詳細なMR画像が撮像されるようになり,discや橈骨付着部はもちろん尺骨付着部の状態まで詳細に観察可能となった.
三次元CTによる手指屈筋腱,伸筋腱の描出 砂川  融ほか
3D CTで腱の鮮明な画像を得るためには若干のコツと経験が必要であるが,得られる画像は診断,インフォームドコンセント,手術シミュレーションに非常に有用である.
手根管症候群のMRI診断のポイント 内山 茂晴
手根管症候群のMRI診断ではT2WI横断像が有用であり,正中神経の断面積と信号強度,横手根靱帯の掌側への張り出し,屈筋腱,滑膜の横断面積,手根管内占拠病変を評価する.
手関節部dynamic MRIの有用性 村上 成道ほか
Dynamic MRIは手根骨のように小さく,解剖学的に特殊な形状を持つ骨の詳細な血流状態を評価するのに優れた方法である.

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