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Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 122

Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 122

眼腫瘍診断テクニック―臨床所見と画像診断―

臼井嘉彦/編

978-4-86519-122-6 C3047

2023年5月

ocu0122

定価3,300円(税込み)

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★★★4月号より表紙デザインが新しくなりました!★★★

眼腫瘍の初診は一般眼科外来であることも多いため、その診断テクニックはすべての眼科医にとって必須の知識となります。
本特集では臨床所見と画像診断に焦点をあて、豪華執筆陣が最新情報も交えながら詳細に解説しました!

目次

眼瞼腫瘍
柚木 達也
日常診療で遭遇しやすい眼瞼腫瘍について,良性と悪性の鑑別,それぞれの臨床的特徴について解説し,眼腫瘍を専門としない眼科医が特に注意すべき点について解説する.
結膜腫瘍 辻  英貴
結膜腫瘍はスリットランプ所見が大切で,SCCでは赤みを帯びた不正な突出と血管侵入がみられ,悪性リンパ腫ではサーモンピンクでラバー状の形態をとる.保存画像との比較にて腫瘍の大きさの変化も把握できる.
眼窩腫瘍 田邉 美香
眼窩腫瘍は直接腫瘍をみることができないため,眼球突出,眼瞼下垂,眼球偏位,眼痛等の症状から,それを疑い画像検査を行わなければ診断できない.代表的な原発性眼窩腫瘍について解説する.
虹彩腫瘍 加瀬  諭
虹彩腫瘍の診断には種々の腫瘍の特性を念頭に置き,細隙灯顕微鏡所見と前眼部光干渉断層計による画像診断が重要である.
毛様体腫瘍 坪田 欣也
毛様体腫瘍の多くは臨床的に悪性黒色腫に類似しているため,治療適応の有無には慎重な判断を必要とする.
脈絡膜腫瘍
馬詰和比古
脈絡膜腫瘍は比較的稀であるが,偶然発見される良性腫瘍から不幸な転帰を辿る悪性腫瘍と多岐にわたる.一般的な眼科検査で診断できる疾患もあり,その特徴を説明する.
網膜腫瘍 古田  実
網膜芽細胞腫,星状膠細胞過誤腫,毛細血管芽腫,血管増殖性腫瘍,色素上皮腺腫,網膜硝子体リンパ腫の概要,原因,症状,鑑別疾患,および画像所見のポイントを解説した.
視神経乳頭・視神経腫瘍 柳澤 隆昭
視神経膠腫は,視覚情報が伝達される視路に腫瘍を認める小児期に最も頻度の高い神経膠腫である.初発症状では,眼科学的症状が最も多く,可能な限り早期の診断が望ましい.
Primary vitreoretinal lymphomaの臨床所見と画像診断 丸山 和一
原発性眼内悪性リンパ腫(primary vitreoretinal lymphoma:PVRL)では,細隙灯顕微鏡検査所見・眼科画像所見で特徴的な所見が存在するため,細隙灯顕微鏡検査や画像診断は大変重要な補助診断となる.
網膜芽細胞腫 鈴木 茂伸
患児の観察,問診,細隙灯顕微鏡検査,眼底検査,超音波断層検査等の所見から臨床診断を行う.必要時にはMRIや蛍光眼底造影等の補助診断を追加する.

関連書籍

角膜テキスト臨床版―症例から紐解く角膜疾患の診断と治療― 西田輝夫・森重直行・近間泰一郎・福田 憲/著
ISBN:978-4-86519-826-3 C3047
定価:11,000円(税込み)

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