ホーム > 

PEPARS(ペパーズ) 159

PEPARS(ペパーズ) 159

外科系医師必読!形成外科基本手技30
―外科系医師と専門医を目指す形成外科医師のために―<増大号>

上田 晃一/編

978-4-86519-359-6 C3047

2020年3月

pe0159

定価5,720円(税込み)

カートに追加

営業日内ではすぐに発送いたします!

PEPARSの大ヒットのあの特集が帰ってきました! 内容が3倍になって大幅ボリュームUP! 形成外科手技のAからZまでを網羅した大充実の1冊です。

目次

創縫合法―きれいな縫合創を得るために― 冨士森良輔
創縫合はプラモデルの組み立てと同じである.使用する接着剤がしっかり固まるまで管理しておかねばならない.人体の場合,その期間は通常3か月である.
ケロイド・肥厚性瘢痕の保存的治療とステロイド局所注射 土佐泰祥
ケロイド・肥厚性瘢痕に対して,種々ある対症療法を組み合わせた治療が行われてきている.個々の保存的治療法の紹介と複合的治療,トリアムシノロン局所注射の実際について述べる.
ケロイド・肥厚性瘢痕に対する外科的治療と術後放射線治療 小川 令
ケロイド・肥厚性瘢痕は張力がかかることにより真皮網状層で炎症が持続・増強するため,外科的治療でいかに張力を解除するかが大切である.
顔面の局所皮弁 小川 豊
鼻背再建において,縦25mm×横20mm大以下の欠損には水平方向の伸展皮弁(lateral nasal advancement flap)が優れている.
顔面の遊離植皮術 太田悠介ほか
顔面の再建において遊離植皮は重要な選択肢の1つである.他の再建方法との違いをよく理解したうえで欠損の部位などに留意し,適切な手術方法や後療法を行う必要がある.
顔面の悪性腫瘍の切除および再建術 林 礼人
顔面に生じる基底細胞癌や有棘細胞癌,悪性黒色腫といった代表的皮膚悪性腫瘍について,その診断に関する一般事項から切除・再建といった外科的治療の考え方について,自験例を提示しながらまとめた.
熱傷の局所療法と植皮術 安田 浩
熱傷局所療法は外用剤,創傷被覆材の特性と熱傷創面の状態,滲出液の量などで選択すべきである.外科的治療はできるだけ早期に行う方がよい.
顔面骨骨折の骨固定法 樫山和也ほか
顔面骨骨折の治療は形成外科医として必ず習得が必要である.顔面骨骨折の概念・治療材料・手術について症例を交えて解説する.
頭蓋骨・顔面骨の骨延長術 小室裕造
骨延長術が頭蓋顎顔面外科手術に導入され30年が経過した.小顎症での下顎延長,症候群性頭蓋骨縫合早期癒合症の中顔面前進,頭蓋骨拡大などにおいては必須の術式となっている.
自家骨移植の採取法と移植法 玉井求宜
自家骨移植術時に用いることの多い頭蓋骨,肋骨,腸骨の採取方法を述べた.採取部の犠牲を最小限に採取すること方法と実際に移植した症例を提示した.
軟骨の採取法と移植術 彦坂 信ほか
軟骨は形成外科領域で再建材料として頻用される.採取・移植にあたっては,それぞれの軟骨の支持性の有無,採取可能な量,侵襲などを踏まえ,適応を選択する必要がある.
人工骨を用いた頭蓋顔面の再建 玉田一敬
頭蓋顔面領域の再建を行うにあたって,術後の骨吸収が懸念されるような状況やドナーサイトの限界があるような状況において人工骨は非常に有効な再建材料となる.
組織拡張器を用いた皮膚再建術 磯野伸雄ほか
Tissue expansion法は術前の計画と合併症の予防が大切である.内視鏡補助下エキスパンダー挿入法とモニタリングリザーバードームは合併症を減少し,有用な方法である.
難治性創傷に対する陰圧閉鎖療法 赤松 順ほか
NPWTは,装置・処置材料の進歩で,治療効果向上,適応範囲拡大が可能となり,さらなるWBPの展開に寄与している.基本的な事項や注意点を確認し,安全で全人的な治療が望まれる.
褥瘡の保存的治療と外科的治療―チーム医療と近年の保存的治療のトピックを交えて― 長尾宗朝ほか
褥瘡治療は,治療後の再発含めた予防も重要である.全身のトータルケアも必要であり,チーム医療が求められる.全身状態などを加味し,手術療法適応などを総合的に判断していく.
重症下肢虚血における足部切断術
長谷川泰子ほか
・創部における血流と感染を含めた創傷の病態を把握する.
・創閉鎖の前に創部へ至る動脈の流れを把握する.
・創閉鎖の前に骨髄炎に対する切断位置を含めたデブリードマンの範囲を把握する.
・局所血流を低下させない切断術を行う.
・部分切断後の残趾の変形を考慮し再発予防につながる切断術を行う.
眼瞼手術の局所麻酔のコツ 百澤 明
眼瞼の局所麻酔のポイントは,“必要最小限量の局所麻酔薬で確実な除痛を得ることと内出血を避けること”である.
顔面への脂肪注入法 市田正成
顔面への脂肪注入法として最も有効な方法は,①垂直上方注入法でドーム状に隆起させること,②さらには必要最小限の皮下剝離を併用することが最重要ポイントである.
顔面への真皮脂肪移植 小熊 孝
真皮脂肪移植は顔面の小修正手術,特に「仕上げの手術」において有用な手術手技であり,適応となる疾患や病態,手術のコツや脂肪注入との使い分けについて解説する.
植毛術 今川賢一郎ほか
FUTが標準術式になるとともに“自然さの達成”が克服され,多量植毛や高密度植毛の技術的進歩によって“濃さの達成”も満足が得られる症例が増加している.またFUEは低侵襲のイメージと線状瘢痕を残さないという特長のために多くの支持を得たが,両術式は各々長所と短所があり,患者の希望により選択あるいは併用される.
初心者のためのマイクロサージャリー 関堂 充
マイクロサージャリーは手術機器の特徴を知り,顕微鏡下操作での縫合および血管吻合の十分なトレーニングを事前に行うことが必要である.
末梢神経縫合,自家神経移植,神経移行術,神経再生誘導術の基礎と現状 五谷寛之
特に手部,上肢の神経損傷における基礎的な神経縫合,神経移行,人工神経再生誘導術について解説した.
リンパ管静脈吻合 塗 隆志ほか
リンパ浮腫に対する治療法である,リンパ管静脈吻合について,検査および手術のコツをまとめた.
前腕皮弁 橋川和信
橈側前腕皮弁は,様々な組織を含めて挙上することが可能であり,血管茎が太くて長いため,遊離皮弁としても優れている.組織の量よりも組織の薄さや細工の容易さが必要な再建では,選択肢として検討する価値がある.
肩甲皮弁・肩甲骨皮弁 前田 拓ほか
血管柄付き肩甲骨移植に関しての基本的な事項と臨床応用について述べた.
広背筋皮弁 森 弘樹
広背筋は人体で最も面積が広い筋肉であり,直上の皮膚は厚く,皮下脂肪は少ない.血管柄は8~10cm以上確保できる.挙上は頭側前縁から始め,各筋体(前鋸筋,外腹斜筋,僧帽筋,大円筋)との境界部に注意する.
腹直筋皮弁・下腹壁動脈穿通枝皮弁 武石明精
皮弁内血行をしっかり理解し,穿通枝の安全な見つけ方と穿通枝の安全かつ確実な剝離法を理解することが,下腹壁動脈穿通枝皮弁を安全に行うために重要である.
鼠径皮弁とSCIP皮弁 飯田拓也ほか
鼠径皮弁・SCIP皮弁はいずれも浅腸骨回旋動脈を茎とする皮弁であり,ドナー部が衣服に隠れる,一期縫縮が容易などの利点があり,外傷,腫瘍切除後など多様な再建に用いられるようになっている.
前外側大腿皮弁 杉山成史ほか
前外側大腿皮弁は血管走行の変異が多く筋肉内穿通枝の剝離が煩雑ではあるが,それを補っても余りある利点を有している.慣れると非常に使い勝手のよい皮弁である.
腓骨弁・腓骨皮弁 東 修智ほか
腓骨皮弁は自家組織を用いた硬性再建には欠かすことができない皮弁である.本稿では,特徴,血管解剖,超音波による穿通枝の同定,挙上法,注意点等について述べた.

ページトップへ