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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 238

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 238

咽喉頭逆流症―診断・治療のポイント―

梅野博仁/編

978-4-86519-532-3 C3047

2019年11月

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定価2,750円(税込み)

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増加傾向にある咽喉頭逆流症について、胃食道逆流症との違い、多種多様な症状、診断、治療まで診療に役立つ1冊!!

目次

咽喉頭逆流症について―歴史と逆流性食道炎との違い―
柴田 邦彦ほか
咽喉頭逆流症の歴史や病態,また混同されがちな関連疾患や用語について解説する.また,診療上の問題点,今後の課題についても述べる.
咽喉頭逆流症の症状と対処法 鈴木 猛司ほか
胃食道逆流は慢性咳嗽・咽喉頭異常感・咳払い・嗄声などの食道外症状を伴うことがある.咽喉頭逆流症治療を行う際にはPPIを処方するだけでなく,生活指導が必須である.
咽喉頭逆流症の病態
1.気道への影響 丸茂 一義ほか
咽喉頭逆流症(LPRD)の気道症状について,胃食道逆流症(GERD)との違いをその病態と症状をもとに詳説し,診断と治療の困難性,心因要素の重要性について概説する.
2.咽頭・中耳への影響 曾根三千彦
耳管経由で中耳腔にまで達する逆流症が存在する.一般的な治療で改善の得られない症例では,逆流疾患としてのアプローチを考慮する必要がある.
3.喉頭への影響 小川  真
咽喉頭逆流症に関連した喉頭粘膜の器質的な粘膜異常および機能的異常所見について,病態と治療法,診断の手がかりとしての限界について解説する.
咽喉頭逆流症の診断
1.問診票 宇野 光祐
本邦で使用されている自己記入式問診票を列挙した.簡便・短時間に行うことができ,問診の有用な補助ツールである.自施設での診療体制に適したものを使用することが望ましい.
2.内視鏡検査 的野  吾ほか
咽喉頭逆流症の臨床において上部消化管内視鏡検査は必須の検査である.
3.咽頭・食道pHモニタリング検査 佐藤 公則
24時間pHモニタリング検査は生理的環境下での咽喉頭酸逆流を証明しうる点で最も優れた検査法である.問題点はその手技と診断基準が決まっていないことである.
4.PPIテスト 中村 一博
咽喉頭逆流症(LPRD)の診断法の中で最も確実なものはpHモニタリングであるが高侵襲な検査である.PPIテストは低侵襲で安価であり,臨床的価値は高い.
咽喉頭逆流症の治療
1.薬物治療―漢方薬とプロトンポンプ阻害薬― 中野 誠一ほか
LPRDには酸性逆流と非酸性逆流の2つの機序があるため,PPIの投与だけでは症状が改善しない場合,消化管運動機能改善薬の六君子湯を併用する.
2.薬物治療―消化管運動促進薬とプロトンポンプ阻害薬― 津田 豪太
LPRDの薬物治療はPPIが汎用されているが,効果を上げるためには細やかな対応が必要である.PPIに抵抗例には消化管蠕動改善薬や漢方薬の併用が有効である.

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