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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 242

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 242

運動器慢性疼痛マネージメントにおけるリハビリテーション診療の意義と重要性

木村慎二/編

978-4-86519-444-9 C3047

2019年11月

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定価2,750円(税込み)

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運動療法・認知行動療法を中心とした治療法や集学的治療の実践まで、リハビリテーション診療にお役立ていただけます!

目次

本邦における慢性疼痛に対する集学的治療の構築に向けて 牛田 享宏
生物心理社会的な要因が絡んでいる慢性疼痛に対しては集学的な治療アプローチが有用であり,本邦でもそのシステムの普及が望まれる.
慢性疼痛治療における医療経済的側面からみたリハビリテーション診療
鈴木 啓太ほか
エビデンスレベルが極めて高く,セラピストが実施する頻度の高い治療法に関する先行研究によれば,費用対効果の点で運動療法と認知行動療法は優れた介入方法であると認められた.
慢性疼痛患者のADLおよび心理・社会的因子を含めた各種評価法 内山  徹
慢性疼痛において多面的評価は不可欠で,その評価のための自己記入式質問票は多数ある.本稿では本邦の慢性疼痛の専門医療機関で用いられている共通質問票について概説した.
慢性疼痛に対する運動療法の最近のエビデンス 下  和弘
運動療法は慢性疼痛患者の生活障害改善に加え,疼痛を抑制する効果を有し,副反応がほとんどないことから,運動器慢性疼痛マネージメントで第一選択治療法となっている.
運動器慢性疼痛のマネージメントにおける運動療法・薬物療法以外の保存治療の効果 栁澤 義和
運動器慢性疼痛のマネージメントにおける運動療法・薬物療法以外の保存治療について慢性疼痛治療ガイドラインと最近の文献を引用して考察する.
運動器慢性疼痛における心理療法 本谷  亮
運動器慢性疼痛における心理療法の中でも認知行動療法を取り上げて,その発想,具体的技法,変遷,効果,および本邦の現状と課題について紹介する.
運動療法と認知行動療法の併用効果―いきいきリハビリノートを用いた,認知行動療法に基づく運動促進法― 濱上 陽平ほか
慢性疼痛に対する運動療法と認知行動療法の併用には効果が認められる.本稿では「いきいきリハビリノート」を用いた運動促進法について,その実施状況や症例を紹介する.
運動器疾患術前後のリハビリテーション(脊椎疾患) 今村 寿宏ほか
脊椎外科周術期においてコメディカルと常に情報共有しながら,患者に脊椎に負担がない姿勢とは他の関節をうまく使うことを教育し,姿勢指導を行うことは手術と同等に重要である.
地域における慢性疼痛に対する集学的治療 大友  篤ほか
集学的治療・チーム医療について説明し,地域で取り組んできた慢性疼痛に対する集学的治療について各コメディカルの役割も含め紹介する.
入院による集学的治療におけるリハビリテーション診療の意義 髙橋 直人ほか
運動器慢性痛を生物心理社会モデルとして捉え,多角的かつ包括的に診断し,治療方針を立てたうえで,集学的治療を実践することが重要である.

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