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PEPARS(ペパーズ) 152

PEPARS(ペパーズ) 152

皮膚悪性腫瘍はこう手術する―Oncoplastic Surgeryの実際―

野村 正・寺師 浩人/編

978-4-86519-352-7 C3047

2019年8月

pe0152

定価3,300円(税込み)

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皮膚悪性腫瘍が好発する部位を中心に、切除や概論だけでなく、その再建法に至った考え方まで深堀り!
皮膚悪性腫瘍に対する手術の決定版!

目次

基底細胞癌切除後の眼瞼欠損に対するアプローチ 前田 拓ほか
眼瞼はその解剖学的特殊性から,開閉瞼運動と眼球保護という機能および整容性の再建が必要である.
眼瞼の悪性黒色腫 元村尚嗣
①眼瞼悪性黒色腫には皮膚原発悪性黒色腫および結膜原発悪性黒色腫がある.
②眼瞼悪性黒色腫においてはリンパ流を考慮した手術戦略が必要である.
③結膜原発悪性黒色腫では病期分類が提唱されていない.
④眼窩内容除去術はリンパ節転移や血行性転移に影響を与えないため,慎重に適応を決めるべきである.
眼瞼の扁平上皮癌 吉龍澄子
眼瞼のSCCについて,Oncologyの点からは,切除範囲,眼球温存の可否を中心に述べる.眼瞼の再建では,眼瞼の機能を温存し,長期にわたり良好な眼瞼形態を得るために工夫している方法を述べる.
外鼻の有棘細胞癌 野村 正ほか
外鼻有棘細胞癌の手術療法に際し,解剖学や腫瘍の特性を考慮した完全切除を行い,cover,supportならびにliningそれぞれの欠損に応じた再建を行う.
外鼻の基底細胞癌
苅部綾香ほか
今回は,外鼻に生じたBCCの中から,複数回の切除術の末に外鼻全層欠損を生じたmorphea typeの症例について,その詳細をまとめるとともに文献的考察を加え報告を行う.
耳介の有棘細胞癌 漆舘聡志ほか
耳介SCCの切除範囲の設定と,欠損部の部位,大きさ,軟骨欠損の有無によって選択すべき再建方法について述べた.軟骨欠損を伴う耳介再建には後耳介軟骨皮膚弁が有用である.
上口唇の基底細胞癌の切除と再建 清水史明
上口唇は機能的整容的に重要な部位である.同部位での基底細胞癌手術では,適切な切除マージンでの切除と,上質の再建治療が必要となる.
下口唇の有棘細胞癌 林 利彦ほか
下口唇の有棘細胞癌における治療の考え方について形成外科的な観点だけではなく腫瘍学的な観点からも解説した.この2つの観点から検討された治療計画に基づいて治療法を選択すべきである.
外陰部パジェット病 橋本一郎
腫瘍の水平方向の広がりと浸潤癌の有無を把握する.皮膚付属器より深部で,粘膜側は括約筋を温存しながら粘膜下で完全切除する.切除縁が肛門や女性外尿道口に近い場合は皮弁再建を考慮する.
肛囲乳房外パジェット病 松下茂人
肛門部に生じた乳房街パジェット病の切除と再建について,具体例を提示しながら詳述する.
足趾の悪性黒色腫 古川洋志
足趾原発の黒色腫の治療の基本は足趾切断であるため,足趾切断の不要な表皮内病変かどうかを切除生検でまず評価すべきである.切断が必要な場合は画像検査を参考に最善の切断レベルを決定すべきである.

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