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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 105

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 105

声帯に病変のない声の異常

土師知行/編

978-4-88117-794-5 C3047

2009年8月

en0105

定価2,700円(税込み)

目次

所見のない声の異常とは 土師 知行
明らかな声の異常があるのに,声帯に器質的病変や運動性の異常がない場合,診断や治療に難渋することが多い.声帯に所見のない声の異常では,いわゆる嗄声というよりも声の高さや強さ,あるいは声の安定性に問題があることが多い.このような声の異常を起こす主な疾患について略述し,診断や治療の注意点について述べた.
痙攣性発声障害の病態と診断 牧山  清ほか
痙攣性発声障害は未だ病態が明らかではないが,現在では喉頭ジストニアと考えられている.診断には音声症状が重要である.
痙攣性発声障害の治療―ボツリヌストキシン注射― 小林 武夫
痙攣性発声障害を各型に分類し,注射治療に用いるボツリヌストキシンの解説をし,注射の実際につき略述した.
痙攣性発声障害の手術 中村 一博
痙攣性発声障害の手術治療の術式,甲状披裂筋切除術牟田法と甲状軟骨形成術2型につき,利点と欠点,術式の選択ポイント,手術成績を比較解説した.
機能性発声障害の診断と治療 田口 亜紀
機能性発声障害における診断と治療について,特に音声治療法を中心にタイプ別にわけて述べた.
筋緊張性発声障害(muscle tension dysphonia)の診断・治療 小川  真
筋緊張性発声障害(muscle tension dysphonia)は,耳鼻咽喉科医師とspeech pathologistによって提唱された,発声時喉頭所見を基軸とする機能性音声障害の新しい疾患概念である.
本態性音声振戦症の診断と治療 石毛美代子ほか
本態性音声振戦症は「声のふるえ」を主症状とする病因不明の疾患である.従来からの薬物治療に加え,botulinum toxin注入術,深部脳刺激術などの治療法が近年,開発されている.
神経疾患に伴う音声障害 兵頭 政光ほか
神経疾患による音声障害では構音・呼吸・嚥下などの障害を伴うことも多く,喉頭機能の全般的な障害と捉えて適切に対応することが必要である.
声の高さの障害 楠山 敏行
性同一性障害における音声障害,ホルモン音声障害,変声障害など,声の高さの障害は多様な背景をもち,喉頭科学の分野においても柔軟な対応が求められている.
見落としやすい微小声帯病変について 平野  滋ほか
見落としやすい微小声帯病変の診断および治療について概説した.ストロボスコピーや電子内視鏡による詳細な観察が重要である.

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