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Monthly Book Derma(デルマ) 349

Monthly Book Derma(デルマ) 349

酒皶パーフェクトガイド

菊地 克子/編

978-4-86519-681-8 C3047

2024年6月

de0349

定価2,860円(税込み)

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酒皶の病態、各治療法の今を詳しくまとめました。今後の診療に役立つこと間違いなしの1冊です。
エキスパートだからこそ伝授できる治療の取り組みや手技のコツも、丁寧に紹介しています!

目次

酒皶の病態
山﨑 研志
酒皶患者はアレルギー素因となる遺伝的背景を有し,環境因子を反映した自然免疫機構の影響でアレルギー症状も併発しやすい皮膚状態にある慢性炎症性疾患である.
酒皶の治療 大森 遼子
これからの酒皶治療は,病型分類に基づく薬剤選択,憎悪因子を考慮した生活指導を含む包括的な治療方針を立てることが重要である.
酒皶の光治療とレーザー治療
角田加奈子
紅斑毛細血管拡張型酒皶は適切な光・レーザー治療により改善が得られることが多く,治療選択肢の1つとなる.これまでの報告と治療の実際について解説する.
鼻瘤など腫瘤型酒皶の外科的治療 大原 國章
鼻瘤の外科的治療としては,電気メスによる過剰組織の減量と炭酸ガスレーザーで出血・浸出液の抑制が有効である.
口囲皮膚炎・開口部皮膚炎 福屋 泰子
医原性に増悪させることがある疾患である.皮膚所見,鑑別診断,治療法について述べた.
酒皶の眼症状とその治療 篠崎 和美
眼瞼・眼瞼縁,角膜の炎症を合併する.治療は,セルフケア,抗菌薬点眼・内服,副腎皮質ステロイド点眼の併用,受診時の処置.角膜炎は視機能障害を生じる可能性があり要注意である.
小児の酒皶と関連疾患 菊地 克子
酒皶や開口部皮膚炎は小児においても発症することがある.特に顔面にステロイド外用薬治療をする場合は薬剤による発症に注意が必要である.
酒皶・酒皶様皮膚炎とタクロリムス 常深祐一郎
タクロリムス外用薬は酒皶やその類縁疾患の治療に有効であるが,副作用としてそれらを引き起こすこともあるので注意しながら使用する.
酒皶における接触皮膚炎の修飾 伊藤 明子
酒皶の治療経過が思わしくない場合は接触皮膚炎を併発している可能性を考える.接触皮膚炎を見逃すと酒皶様皮膚炎を続発する可能性があり,注意が必要である.
酒皶のスキンケア・患者教育 小林 美和
日光,温度,食品,スキンケアなどの悪化要因に対策できるよう,具体的な指導を行う.

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