PEPARS. No.3/2005.5
末梢神経再建―up date― |
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| 再生医学的手法を用いた末梢神経再生 |
太田 正佳ほか |
| 人工材料による末梢神経再生に求められる条件とは何か?アルギン酸の有用性と再生のメカニズムを理解し,新たに徐放材料や細胞移植の担体としての可能性を確認してほしい. |
| 人工神経移植術を用いた末梢神経生体内再建法 |
稲田 有史ほか |
| 2002年4月より京都大学再生医科学再建応用分野で開発されたPGA−Collagen tubeの臨床応用が開始され,その現状につき報告する. |
| 再生因子を用いた神経再生 |
栩木 弘和ほか |
| 広範囲の末梢神経損傷に対する再建アプローチとして,現在は自家神経移植が行われているが,近年は,栄養因子を応用した人工神経の開発が進められている. |
| 神経再生のメカニズムと神経幹細胞移植 |
石田 治ほか |
| 筆者らは以前から人工神経の開発に取り組んできており,かつてはアテロコラーゲンチューブを開発した.最近は中枢神経細胞を移植することに注目し,神経幹細胞移植について研究している.今後,臨床応用するには解決すべき問題は多いが,現在行われている基礎実験を基盤として人工神経の開発に寄与したい. |
| 神経移植による陰茎海綿体神経再建 |
宗内 巌ほか |
| 腓腹神経移植による陰茎海綿体神経再建術の手術手技を解説するのに加え,我々の初期の治療成績(短期)を紹介し,さらに今後の展望についても言及した. |
| 遊離血管柄付き神経移植と有茎神経移植術 |
光嶋 勲 |
| 血行を有する神経移植後のヒトの神経再生は通常の神経移植に比べ劇的に良好である.遊離神経移植で極めて良好な再生が得られる動物実験でのその有効性についての証明は困難であったため臨床応用が遅れた. |
| 高齢者の神経細胞特性と神経再建―加齢による培養神経細胞の特徴― |
木股 敬裕 |
| 加齢は,神経再生に負の影響を与えている.培養神経細胞における加齢の影響を記述するとともに,高齢者に対する血管柄付神経移植について述べる. |
| 顔面神経麻痺の再建―神経移植と筋移植― |
多久嶋亮彦ほか |
| 顔面神経再建の方法は,麻痺の原因,治療の時期によって大きく変わってくる.一次的に即時再建を行う際の手術方針の選択,陳旧性麻痺に対する二次的再建,特に遊離筋肉移植時の移植床神経の選択など,各種の状況に応じた治療方針を取る必要がある. |
コンピュータ画像の動的解析による顔面神経麻痺治療経過の 定量的評価法 |
田中 一郎ほか |
| Optical Flow法はビデオ撮影画像からのコンピュータ解析による,顔面表情運動の定量的な動的解析システムであり,顔面神経麻痺治療の効果判定に有用な,安価で簡便な定量的評価法である. |
| 神経移行による腕神経叢麻痺の治療 |
河井 秀夫ほか |
| 筋皮神経への正中神経部分移行術,腋窩神経への橈骨神経部分移行術および肩甲上神経への副神経移行術による肘屈曲機能ならびに肩機能再建術は良好な成績が期待できる. |
筋肉移植術による全型腕神経叢損傷の手指機能再建
―Double Muscle法の長期成績と今後の課題― |
服部 泰典ほか |
| Double Muscle法により有用な手指機能を獲得するためには,良好な移植筋の筋力回復と肘関節の動的安定性が必須である.また,再建した手指機能をADLで有効に活用するためには肩関節の機能も重要である. |