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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 205

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 205

診断に苦慮した耳鼻咽喉科疾患―私が経験した症例を中心に―<増刊号>

氷見徹夫/編

978-4-88117-996-3 C3047

2017年4月

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定価5,832円(税込み)

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各執筆者の経験の中より、エキスパートさえ診断に苦慮した症例を挙げていただき、問題点・解決策、総合的にどのように考えアプローチしていくかのポイントを掲載!

目次

進行性難聴,変動する難聴 宇佐美真一
遺伝子診断の進歩により原因不明であった進行性難聴や変動する難聴の原因遺伝子が見出される症例が増えている.
小児心因性難聴 芦谷 道子
小児心因性難聴の臨床像と背景因子についてこれまでの知見を概観し,介入の仕方と他科,多職種連携,心理的支援について解説した.また難治事例を紹介した.
難治性中耳炎 吉田 尚弘
難治性中耳炎には,様々な病態が関与する.局所所見,臨床経過,検査結果などから疾患を鑑別し治療を行う.ANCA関連血管炎性中耳炎,悪性外耳道炎・頭蓋底骨髄炎,好酸球性中耳炎,結核性中耳炎などを含めた診断のポイントについて述べる.
側頭骨錐体部の骨破壊病変 小泉 博美ほか
錐体部の骨破壊性病変を呈する疾患は良性から悪性まで多岐にわたる.正しい診断のために,CT,MRI所見を熟知するとともに臨床症状や各種検査所見も合わせて鑑別する必要がある.
鼓膜正常な伝音難聴―高位頸静脈球の静脈壁逸脱により生じた後天性難聴症例― 山本  裕
鼓膜正常な伝音難聴症例の診断に際しては,病歴,鼓膜所見,純音聴力,ティンパノメトリー,耳小骨筋反射,CTやMRIなどを総合的に判断することが重要である.
中耳腫瘍性病変 藤原 敬三ほか
中耳腫瘍性病変のうち,比較的頻度の高い顔面神経鞘腫と鼓室型グロームス腫瘍の典型例を示すとともに,診断困難例を提示して中耳腫瘍取り扱いのポイントを述べた.
回転性めまいが持続した末梢性および中枢性めまい症例 肥塚  泉
BPPV非定型例,当初,末梢性めまい疑いと診断された小脳梗塞症例について紹介する.めまい疾患には非定型例が存在すること,中枢性めまいの存在に注意を払う必要がある.
上半規管裂隙症候群 堤   剛
前半規管膜迷路の中頭蓋底への露出により,めまいや伝音難聴などを生じる.症状と眼振所見,VEMPの閾値低下やCTでの骨欠損像により診断する.
両側顔面神経麻痺 高野 賢一
多様な疾患が両側性顔面神経麻痺の原因となり得るが,頻度の高いものは疾患の特徴や診断の進め方を整理しておき,初診の時点である程度の鑑別診断を行えるようにしておきたい.
難治性口腔咽頭潰瘍 坂東 伸幸ほか
難治性口腔咽頭潰瘍は口腔咽頭のみに生じた潰瘍で再発傾向があり,適切な治療が施行されなければ1ヶ月以上治癒しない潰瘍性病変とされる.自己免疫疾患や膠原病類似疾患,悪性腫瘍を念頭におき,診療を進める.
診断・治療が難しい舌痛・咽頭痛 櫻井 一生
舌痛や咽頭痛を訴える患者で舌や咽頭には明らかな異常所見を認めない場合は,口腔・咽頭疾患だけではなく顔面・頸部疾患や全身性疾患など様々な原因疾患を考慮する必要がある.
小児の睡眠呼吸障害 井下 綾子ほか
小児睡眠呼吸障害の診療の診断・治療のポイントについて述べ,非典型的な臨床症状を訴えて受診した症例や,治療によって随伴症状が軽快・改善した症例を提示する.
小児反復性耳下腺腫脹 笹村 佳美
小児の反復性耳下腺腫脹を呈する主な疾患は反復性耳下腺炎と流行性耳下腺炎であるが,それらを鑑別するための診断の進め方などについて述べた.
鼻中隔穿孔,鞍鼻 岸部  幹
鼻中隔穿孔,鞍鼻をきたす疾患の中で特に診断に苦慮し,診断が遅れれば生命予後に関わるのは多発血管炎性肉芽腫症と鼻性NK/T細胞リンパ腫である.
難治性鼻出血 鈴木 元彦
鼻出血に対する治療は出血点を確認し止血することが重要であるが,出血点を確認できない難治性鼻出血に悩んでいる患者も少なくない.
髄液鼻漏 浅香 大也
髄液鼻漏に対する治療法は外傷性の急性期を除いて手術治療が必要となる.経鼻内視鏡的アプローチが中心で症例に応じて適切な資材を用いて修復することが重要である.
鼻粘膜接触点頭痛 三輪 高喜
鼻粘膜接触点頭痛について国際頭痛分類上での位置づけならびにその病態,診断,治療について自験例をまじえて述べた.
両側声帯運動障害
齋藤康一郎ほか
個々の両側声帯運動障害につき,病態を見極め,気道確保を優先する.気管切開孔を閉鎖するための治療に際しては,気道と音声を天秤にかけた治療である旨,十分なICを得る.
進行する嚥下困難 兵頭 政光
神経筋疾患では嚥下障害を初発症状とすることがある.発症様式や随伴症状,嚥下器官の運動性,嚥下障害の病態などを詳細に把握することが重要である.
小児の嚥下障害 森  正博
小児の嚥下障害は,種々の疾患や状況により発症する.個々の子どもに合った適切な医療介入のために必要な評価と病態診断に苦慮した4症例の経緯を報告した.
小児気管・気管支異物 大原 卓哉
小児気管・気管支異物は重篤な呼吸状態をきたすため,早期診断・治療が必要である.エピソードと突発症状の有無が診断の手がかりとなるが,異物を疑うことが最も重要である.
上咽頭癌 千田 邦明ほか
上咽頭癌は他の頭頸部癌と比較し,特異な症状をきたす.特に特徴的なのは脳神経症状であり,上・下位脳神経症状をきたす2つのルートがあり,それらを症例提示しながら述べた.
下咽頭表在癌―診断・治療方法の工夫が必要であった例― 渡邉 昭仁
下咽頭表在癌で頸部食道進展症例の診断と治療方法について報告した.さらに,下咽頭筋層浸潤の有無の判断が困難であった症例を報告した.
声帯運動障害 梅野 博仁ほか
声帯運動障害の一因である声門後部癒着症や輪状披裂関節強直症は,海外ではposterior glottic stenosisと呼称され,4つのタイプに分類される.
乳幼児の吸気性喘鳴 守本 倫子
喘鳴の契機や増悪する体位を丁寧に問診し,症状の原因を明らかにすることが重要である.

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