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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 179

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 179

診断・治療に必要な耳鼻咽喉科臨床検査―活用のpointとpitfall―<増刊号>

村上信五/編

978-4-88117-970-3 C3047

2015年4月

en0179

定価5,832円(税込み)

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目次

乳幼児・小児難聴の早期診断と鑑別up to date 増田佐和子
子どもの難聴の診断は他覚的聴力検査だけで行わず,必ず行動聴力検査を併用する.複数の検査や情報を総合して診断し,時期を逃さず支援を開始しなければならない.
混合性難聴の鑑別 渡辺 知緒ほか
混合性難聴を呈した場合に特に注意すべきことは,中耳疾患が内耳に波及している可能性を疑って可及的速やかに診断し,治療を開始することにある.
内耳性難聴と後迷路性難聴の鑑別 吉田 尚弘
内耳性難聴と後迷路性難聴の鑑別には,補充現象と疲労現象を用いた聴覚心理検査また他覚的検査が役立つ.検査と疑うべきポイント,結果解釈の注意点について述べる.
詐聴,機能性難聴を如何にして見抜くか 和田 哲郎ほか
難聴症例の一部には,心因性難聴,詐聴あるいは誇大難聴を含む機能性難聴が含まれる.1つの検査結果を鵜呑みにすることなく,聴力の評価には総合的な判断が求められる.
変動する感音難聴の鑑別 神崎  晶
変動する感音難聴を列挙し,鑑別に必要な検査を挙げる.その疾患は多岐にわたるため,様々な検査が必要となる.
耳鳴の重症度診断と治療に必要な検査 高橋真理子
耳鳴患者を診断治療するには,耳鳴苦痛度や抑うつ不安状態を評価して総合的に耳鳴重症度を判定することが重要である.
めまいの病巣診断 岩﨑 真一
めまいの病巣診断を正確に行うためには,詳細な問診に加えて,様々な神経学的・神経耳科学的検査を組み合わせて行い,総合的に判断する必要がある.
赤外線フレンツェル眼鏡とENGの使い分け 北原  糺
赤外線フレンツェルは眼球運動をパソコン上にビデオ記録でき,ENGは波形として紙面上に記録できる.前者は回旋性の記録が可能,後者は閉眼での記録が可能である.
良性発作性頭位めまい症(BPPV)の病変部位診断
池宮城芙由子ほか
良性発作性頭位めまい症(BPPV)を病巣・病態別に考え,病巣および患側を決定したうえで,それに合わせた頭位治療を行うことが必要である.
蝸牛水腫および内リンパ水腫の診断 曾根三千彦
メニエール病の本態は内リンパ水腫であるが,内リンパ水腫を生じる病態は多岐にわたる.内リンパ水腫の存在を認識することが,各疾患の病態把握や治療法選択の鍵となる.
肉芽性中耳炎の鑑別 岸部  幹
肉芽性中耳炎には,ANCA関連血管炎性中耳炎,好酸球性中耳炎,結核性中耳炎などがある.漫然と単純な慢性中耳炎としてフォローせず,鑑別疾患を念頭において,的確に精査・診断する.
耳管機能検査の使い分け 大島 猛史
耳管開放症の診断には耳管鼓室気流動態法が適している.インピーダンス法では陽性率はやや低くなる.音響耳管法でも陽性率は低く,典型的な所見が得られることは少ない.
顔面神経麻痺の重症度と予後診断 萩森 伸一
顔面神経麻痺の重症度評価法とその注意点について述べた.また予後診断に必要な生理学的検査,特にelectroneurography(ENoG)の施行に際し,正確な予後予測のためのコツを紹介した.重症度評価および生理学的検査に必要な知識として,神経損傷の分類について解説した.
味覚障害の診断 任  智美
味覚機能評価に他覚的なものはなく,検査間や自覚症状との乖離がみられることも多いため,適切な評価が難しい.各検査の特徴を知り,総合的に判断することが重要である.
嗅覚障害の診断 小林 正佳
嗅覚障害の診断には嗅覚機能検査のほか,問診,鼻咽腔・嗅裂部ファイバースコープ検査,画像検査も必要である.これらの各検査をpitfallに留意しながら有効活用するのがpointである.
睡眠時無呼吸症候群 澤井 理華ほか
睡眠時無呼吸症は肥満以外に顎顔面形態,上気道疾患など様々な要因により引き起こされ,適切な治療のため,精度の高い検査による正確な評価が重要である.
声帯麻痺のない嗄声の診断 田口 亜紀
嗄声をきたす疾患に対する検査について紹介した.音声障害の診断や治療においては,病態の詳細な把握や客観的評価に加えて患者の嗄声に対する自覚度を知ることも必要である.
一側性声帯麻痺の原因診断 片田 彰博
声帯麻痺を生じる疾患には悪性腫瘍や胸部大動脈瘤などが含まれている.声帯麻痺の患者を診察する場合には,原因疾患の検索を怠ってはならない.
経口摂取判断のための嚥下機能検査 兵頭 政光
嚥下機能検査としては嚥下内視鏡検査および嚥下造影検査が最も重要である.嚥下機能の評価,特に経口摂取の判断においては嚥下器官の運動機能と感覚機能の両者の評価が必要である.
慢性咳嗽の鑑別 内藤 健晴
耳鼻咽喉科で代表的な慢性咳嗽は慢性副鼻腔炎による後鼻漏,喉頭アレルギー,咽喉頭逆流である.呼吸器内科領域の重篤な疾患(癌,結核,肺線維症)の除外は重要と考える.
唾液腺腫脹の鑑別 野村 一顕ほか
唾液腺腫脹をきたすものとして悪性腫瘍,良性腫瘍,感染症,免疫の関連が疑われる疾患の他,未だ病態がはっきりしていないものがあり,本稿ではこれらの鑑別について概説する.
咽喉頭炎の鑑別 余田 敬子
咽喉頭炎および上咽頭炎の原因,臨床的特徴,診断アルゴリズム,鑑別に必要な臨床検査におけるポイントとピットフォールについて,症例の臨床所見とともに概説した.
口腔・咽頭・喉頭の表在癌の早期診断 杉本 太郎ほか
アルコール多飲・Flusher・食道癌の既往の有無を問診し,発赤・白色の角化・メラノーシス・粘膜下の正常血管途絶・ドット状血管増生に留意して付加機能付き電子内視鏡で観察することが,早期発見のポイントである.
頭頸部腫瘍の穿刺細胞診 花井 信広
頭頸部領域では超音波ガイド下に交叉法を用いて穿刺細胞診を行うことがより安全で合理的である.また非吸引細胞診と迅速細胞診にて診断精度の向上を目指している.

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