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PEPARS(ペパーズ) 100

PEPARS(ペパーズ) 100

皮膚外科のための皮膚軟部腫瘍診断の基礎<臨時増大号>

林 礼人/編

978-4-88117-549-1 C3047

2015年4月

pe0100

定価5,400円(税込み)

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目次

I.臨床ならびに病理診断
皮膚軟部腫瘍の診断と治療―明日の皮膚外科医に向けて― 大原 國章
皮膚軟部腫瘍の治療にあたっては良性腫瘍か悪性腫瘍かの見極めが肝要であり,それによって治療の方向性が全く違ってくる.形成外科医からみると,皮膚科医は手術もできないくせに些末な病理所見をあげつらっているだけだと感じるかもしれない.しかし,逆に皮膚科の目からみると,形成外科医は診断無視で不必要・無謀な手術にふけっているとも映る.本特集はおそらくその隙間を埋めるべく企画されているので,長らく腫瘍外科に携わってきた皮膚科医としてその橋渡しとなるような考え方を述べたい.
皮膚軟部腫瘍に対する診察のポイント
入澤 亮吉ほか
軟部腫瘍の診断は臨床,画像,病理の3本柱で行われる.トップバッターである臨床診断の重要性とそのための診察のコツについて述べた.
皮膚外科のための腫瘍病理の見方 寺師 浩人ほか
皮膚悪性腫瘍手術においては,皮膚表面の手術ではなく機能をもった三次元の表面再建手術であるという認識を持ち,術前に得た病理組織を最大限に利用して必要最小限度の切除術を施行することが重要である.
Melanomaを中心とした黒色病変に対する皮膚腫瘍病理の見方 中村 泰大
黒色を呈する代表的な悪性腫瘍はメラノーマである.本稿ではメラノーマと鑑別を要する黒色皮膚病変について,代表的な病理所見とメラノーマとの具体的な鑑別のポイントについて述べる.
有棘細胞癌をはじめとするNon-Melanoma Skin Cancerに対する皮膚腫瘍病理の診方 松下 茂人ほか
Non-Melanoma Skin Cancerの中で有棘細胞癌を中心に,その上皮内病変である日光角化症,Bowen病の病理の診方,ケラトアカントーマとの相違などについて詳述する.
ダーモスコピーの見方―疾患毎の代表的所見と診断上の留意点について― 外川 八英
メラノサイト病変において,手掌・足底では皮丘・皮溝のどちらに優位かを判定する.同じく生毛部では,ネットワーク構造がatypicalか否かを判断する.
II.画像診断
コラム ワンポイントアドバイス
超音波診断のススメ 清原 祥夫
(1)エコー診断のメリットはリアルタイムに,かつ非侵襲的に検査が行えることである.
(2)新技術により皮膚・軟部腫瘍の良性・悪性の鑑別や胎児奇形の出生前診断が容易にできる.
コラム ミニアトラス
皮膚軟部腫瘍の代表的疾患における超音波所見 林  礼人
皮膚軟部腫瘍診断に重要な代表的疾患の超音波所見を過去の報告から集めて掲載する.実際の臨床の現場で,参考にしていただければ幸いである.
血管腫・血管奇形に対する超音波検査 野崎  愛ほか
超音波検査では,病変の大きさ,性状,周囲組織との関係を把握することに加え,ドップラーで血流を検出することができ,血管腫・血管奇形の診断に有用である.
皮膚軟部腫瘍診断における画像検査(MRI) 藤本  肇
軟部腫瘍のなかにはMRIで特徴的な所見を呈するものがあり,臨床所見や他の画像診断モダリティと組み合わせることにより質的診断が可能である.
皮膚軟部腫瘍における画像検査(CT,PET検査) 林  礼人ほか
皮膚軟部腫瘍の診断・治療における,CTならびにPET検査の意義や特徴,特記事項などについてまとめ,記載した.
皮膚悪性腫瘍におけるリンパ節の画像評価 元村 尚嗣ほか
皮膚悪性腫瘍のリンパ節転移の有無は,予後決定因子として重要で,画像検査による検索が必須である.各画像診断の特徴を理解し,リンパ節転移の診断・SLNの同定を行うことが重要である.
III.外科的治療
生検術の行い方 清澤 智晴
生検の方法に加えて,良性腫瘍や悪性腫瘍に対する考え方や迅速病理組織診断を利用する際の注意点を述べた.特に病理組織診断をもとに,臨床診断を加味しての最終診断を行う重要性を述べた.
皮膚軟部悪性腫瘍の切除範囲 大芦 孝平ほか
良性腫瘍と悪性腫瘍では手術時の準備や心構えが異なってくることから,確実な診断に基づいて十分に治療方針を検討してから手術に臨むことが極めて重要である.
皮膚軟部悪性腫瘍に対する再建術の考え方 林  利彦ほか
皮膚軟部悪性腫瘍の切除後の再建術の考え方について形成外科的な観点だけではなく腫瘍学的な観点からも解説した.この2つの観点から検討された治療計画に基づいて再建法を選択すべきである.

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