ホーム > 

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 73

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 73

肩関節のリハビリテーション

岩堀裕介/編

978-4-88117-323-7 C3047

2006年11月

mr0073

定価2,571円(税込み)

目次

肩関節の機能解剖 林  典雄ほか
肩関節複合体における機能解剖について述べた.肩関節の機能解剖を理解したうえで障害を考察し,逸脱した機能をいかに正常化するかを考え治療することが大切である.
外傷性肩関節不安定症 林田 賢治
外傷性肩関節前方不安定症に対するリハビリテーションの要点としては,(1)正確な診断,(2)病態の把握,(3)保存的治療および外科的治療の内容の把握,(4)靱帯の修復状況の判断,(5)靱帯の修復状況に応じたリハビリテーションを行うなどが挙げられるが,靱帯断裂部が修復され,ある程度の強度になるまでの期間をどのように考えるかで,固定期間,可動域訓練開始の時期,筋力トレーニング開始の時期と負荷量の判断,職業およびスポーツへの復帰時期が異なってくる.
非外傷性肩関節不安定症に対するリハビリテーション 高村  隆ほか
非外傷性肩関節不安定症の保存療法は腱板機能,肩甲胸郭機能および症状の発現に直接的・間接的な影響を与える体幹機能も評価し,アプローチすることが重要である.
随意性肩関節脱臼 石毛 徳之
随意性肩関節脱臼は非外傷性肩関節不安定症の一型だが,自らの意志で脱臼しないこともできる.病態を理解させ,時間をかけて肩関節の協調運動を回復させる必要がある.
五十肩 鈴木 一秀
五十肩に対する運動療法の考え方とポイントを中心に詳述した.運動療法は個々の症例に適した訓練を選択することで優れた臨床成績が得られる.
肩腱板断裂のリハビリテーション 瀧内 敏朗
肩腱板断裂に対する修復術後の理学療法を中心に述べた.その要点は,腱骨結合の再形成を阻害することなく可動域を再獲得させることにある.
肩関節拘縮 山崎 哲也ほか
肩関節拘縮に対する治療は,保存的治療が第一選択であり,理学療法士によるリハビリテーションが重要である.しかし,保存的治療に抵抗を示す難治な拘縮例に対しては,鏡視下授動術が適応となり,筆者らの経験では有効かつ安全な方法であった.
肩関節周辺骨折 仲川 喜之
鎖骨骨折,上腕骨近位端骨折,肩甲骨骨折,肩甲帯部重複損傷の保存療法,手術療法の適応と後療法の工夫,注意点,当院における温泉水治療法の実際につき概略する.
投球障害肩 飯田 博己ほか
投球による肩関節障害の発症機序,野球選手にみられる特異的な身体所見および投球障害肩に対する保存療法の実際について述べた.
肩関節周辺末梢神経障害 辻野 昭人ほか
肩関節周辺末梢神経障害は,骨棘などの解剖学的な狭窄や麻痺の進行した場合には手術治療を要するが,初期にはストレッチを中心としたリハビリテーションが有効である.
上腕二頭筋長頭・上腕三頭筋長頭の機能解剖と障害 杉本 勝正
上腕二頭筋長頭(LHB)の近位には,pulley lesion,hidden lesion,antero superior impingement,SLAP lesionなどが存在する.
上腕三頭筋長頭の近位部は関節窩後下方に広範囲に付着していた.これらの新しい知見を解説する.

関連書籍

ここが聞きたい!   スポーツ診療Q&A ここが聞きたい!スポーツ診療Q&A桜庭景植/編
ISBN:978-4-88117-058-8 C3047
定価:5,940円(税込み)

ページトップへ