| 肩こりの病態と症状 |
篠崎 哲也ほか |
| 肩こりは慢性的な頚部から肩甲部にかけての張り感,重苦しさ疼痛などの症状名である.肩こりの病態に関する科学的研究はほとんど行われておらず,今後は広領域での縦断的・横断的協同科学研究が必要である. |
| 肩こりの診断 |
松崎 雅彦ほか |
| 肩こりを本態性肩こりと症候性肩こりに分け,主要疾患の診断のポイントを述べる. |
| 肩こりの治療 |
高岸 憲二ほか |
| 症候性肩こりに対しては,背景にある原因疾患を的確に診断し,それに応じた治療を行う.「いわゆる肩こり」に対しては日常生活の指導,運動療法や局所注射療法など対症療法を行う. |
| 肩こりの薬物療法 |
林 協司 |
| 肩こりに対する薬物療法として消炎鎮痛剤や筋弛緩薬が一般的に使用されているが,抗不安薬や漢方製剤が有効な場合も多い.生活指導や理学療法と併せて症例に応じた薬物療法を行うことが重要である. |
| 後頚部痛の症候学的見方と外科的解剖学 |
田中 信弘ほか |
| 頚部痛の原因を解剖学的構造から神経組織(脊髄,神経根),椎間関節,椎間板,筋肉,椎骨に分類し,それぞれの部位から生じる痛みの特徴について考察した. |
| 後頚部痛の診断の進め方 |
池本 竜則ほか |
| 後頚部に生じる痛みの病態を整理したうえで,診断上の重要なポイントについて概説した. |
| 後頚部痛の画像診断 |
前田 健 |
| 後頚部痛は日常頻繁にみられる愁訴であり,まずX線像でのスクリーニングが重要である.X線像,CT,MRIについて概説した後,症例を呈示した. |
| 後頚部痛の保存療法 |
佐藤竜一郎ほか |
| 後頚部痛に対する各種保存療法について述べた.単独あるいは組み合わせることにより疼痛のコントロールに効果的であり,かつ手術療法のスクリーニングとしても有用であると思われる. |
| 後頚部痛に対する手術療法 |
松本 守雄ほか |
| 後頚部痛に対する手術術式と適応疾患について概説した.病態に即した手術法の選択が重要である. |